金持ち父さんのパワー投資術 お金を加速させて金持ちになる 人気ランキング : 4158位
定価 : ¥ 1,995
販売元 : 筑摩書房
発売日 : 2005-07-21
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価格: ¥ 1,995
実はハイレベル

彼の投資スタイルは、不動産を中心としたインカムゲインを確保していく戦略です。
株式のデイトレーダーにたいしては否定的に見ています。
「分散しないで集中して投資せよ」
これはプロ投資家を目指す人にとっては大変正しいアドバイスになろうかと思います。
プロ投資家というのは、本業でもプライベートでも投資家となる人です。
ビジネスマンとして投資分野に進んでいく人にとっては、自分の専門分野に集中投資するのは正解でしょう。
キヨサキ自身のように。
でも、多くの人にとってはそうでないでしょう。投資以外のビジネスに携わる人にとっては、
自分自身の仕事に自分の時間を集中投資するべきであって、個人資産については信頼できる
プロに任せるか、ぬるい分散投資でお茶を濁すというのが現実的な対応となるのではないかしら・・・
この本に書いてあることは実はとてもハイレベルです。

お金を動かすスピードが大事

一番の恐怖は何かというと、生きてる途中でお金がなくなる。言われてみると確かにそうかもしれない?老後の資金を国民年金や401Kをあてにしていると、株式(紙の資産)の暴落が起こったばあい。簡単に引き出す事ができないのが今の年金制度である。運よく自分がいきている間株価が上がり続ける事ができる人がいるであろうか?お金を駐車させておくという事は、目減りするスピードが速くなる可能性があるという事である。ではどうするかというと相場に応じてお金を次から次へと動かす事で危機から逃れる事ができる可能性がある。
3つの資産(ビジネス、不動産、紙の資産)に効率よく投資し、レバレッジを利かせて、税金の優遇措置をうまく活用するというのが金持ち父さんの教えである。
20−10−5のサイクル
株式は20年年間上昇した後に暴落し、暴落後市場は10年続く、その間投資の中心は、金、銀、石油、不動産などの商品にうつり、5年毎に災いが起こる。→変化に気づく事が大事。

読んで損はないと思う/シリーズの入門書的かも

金持ち父さんシリーズの流れに沿って、少しだけ発展させた内容になっています。異なる資産(ビジネスと不動産、ビジネスと紙の資産[株など]など)を組み合わせて、お金の加速装置を作るという考え方が学べます。また、自分の職業と自分のお金の職業という二つの職業が必要だという主張には気づかされました。ロバート・キヨサキはお金に働かせるという考え方を以前、教えてくれましたが、それをこの本でもわかりやすくもう一度教えてくれます。つまり、銀行預金として預けられているあなたのお金は銀行から恵まれた対応を受けていますか(利子は高いですか/税金の控除などの優遇措置はありますか)?ということ。お金にはもっとお金を稼いでもらいたい。

投資とは何か、お金とは何か

この本から学べることは、
 「それぞれの立場になって考えること」
それを改めて解説してくれている本だと思いました。

ギャンブラー、投資家、投機家、セールスマン、etc...

それぞれの立場になって考えれれば、別の見方で金融商品を眺めることができるようになる。そして、それぞれの市場は様々な思惑のなかで動き、動かされている。

市場の中心に群れているのは「人」であり、それぞれの立場があります。
だから、「人」を知ることは、市場を知るための道しるべとなるのではないかと考えます。

また、書籍の中では、株式市場にお金を置いておく時代ではないことも示されております。

金持ち父さんシリーズは、
「お金」というものの性質と使い方をやさしく学べる本であると思います。
理解できない用語が詰まった金融書籍を一般消費者がいきなり読めるはずはありません。

金融知識が「今現在」はなくても、今後の人生で
投資を学び、実践し、進んで失敗を犯しても、次の成功を目指す
「強い意思」を持つ人には、おすすめです。

「文中には書かれていない作者の意図」を読み取くことができない
批判家の人にはおすすめではないです。

いったいいつまでこの「シリーズ」は続くのだろうか

金持ち父さん「シリーズ」の1冊目が世に出て、5年くらいは過ぎようとしていると思います。出版社のマーケッティング手法なのでしょうがほとんど同じ内容をタイトルと装丁を変えて繰り返り繰り返し出版するというこの手抜きにはあぜんとします。
第一冊目からほとんど変わらない内容もしょせんアメリカの本の訳書に過ぎず、いかに日本でアメリカ化が進んできたとはいえ、日本の状況とは相容れないものであるのは、他の「シリーズ」で多くのレビュアーが指摘して来たとおりです。
一体このシリーズを読んで自分の資産を本当に増やすことが出来た人がどれほどいるのでしょうか。日本人が書いた本で日本(あるいは日本から見た世界)の現状に符合し、より実践的で丁寧かつ廉価な本がたくさんありますので、そちらをお探しになった方がいいと思います。

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