投資事業組合とは何か 人気ランキング : 5518位
定価 : ¥ 1,680
販売元 : ダイヤモンド社
発売日 : 2006-09-01
発送可能時期:通常24時間以内に発送
価格: ¥ 1,680
夢を与えてくれる「投資事業組合」

昨今のビジネスはファンド抜きに語れない。一方、村上ファンドやライブドア事件等もあって胡散臭さを感じる部分もある。しかしその実態や透明性確保に向けた法整備等、全体像を知る機会は乏しかった。会計事務所が発行するプロ向けの厚い専門書を通じてのみ全体を概観できる、閉ざされた世界というイメージが強かった。そういう意味で、本書はタイムリーな好著だ。本書を通じて、非常に容易に「組合」が出来ることを知りもっと小回りの利いた小粒で無数のファンド設立の可能性を見た。銀行・証券に代表される規制の金融商品ばかりでなく、手触り感のある小資本のファンド、例えば親達が出資をして子供のフリーター達が運営する「ラーメンファンド」とか。会社よりも、もっと気楽に誰もが社会参加できるひとつの形と見れば味わいがある。丁寧でわかりやすく夢も与えてくれる経済書だ。

LPSを中心にした投資事業組合の解説本

というのは珍しい。LPS(投資事業有限責任組合)について匿名組合
および任意組合を比較対象にして投資ファンドの設立・運営の説明
を施している。
LV関係の元会計士の方による執筆のようだが、新商品取引法に伴う
ファンド実務の異同(匿名組合の許認可等)についても言及があり、
この分野の実務家に於かれてもリファーされることを慫慂したい。
類似価格帯の関連本を数冊読むなら、最近の事例やファンド運営につ
いても一応網羅できるので本書だけで十分と思料。

わかりやすく、読みやすい

任意組合、投資事業組合、有限責任組合、LLPなどがそれぞれ分かりやすい言葉で書かれているので、非常によく理解できました。

そして何よりも、悪い意味で注目を浴びている「投資事業組合」を正しく理解することが出来る良書だと思います。

このページのトップに戻る