中国ビジネスで失敗する前に読む本 投資・貿易にまつわるリスクとトラブル、その対策がわかる! 人気ランキング : 16566位
定価 : ¥ 1,575
販売元 : ダイヤモンド社
発売日 : 2003-12-12
発送可能時期:通常24時間以内に発送
価格: ¥ 1,575

いまや中国ビジネスは特別なものではなく、企業にとって必要不可欠な分野になっている(2004年1月現在)。しかし、関係が密接になればなるほど、トラブルもあとを絶たない。そのなかには、中国の社会の仕組みや、中国人のものの考え方、慣習を知らずにトラブルを招いてしまったという事例も多い。 本書は、総合商社にて長年にわたり中国ビジネスを経験してきたビジネスパーソンが、実務で培った知識をもとに書いた実用書である。前半では、中国ビジネスにおいてどのようなリスクが考えられるのか、またWTO加盟を契機に、中国はどのように変わっていこうとしているのかを解説している。中国ビジネスの大枠を知りたい人は、前半を読めば大体のところが分かるようになっている。 一方、後半部分は、実際に体験したトラブルをもとに法務や営業の側面からどのように解決を図ったらよいのかを丁寧に解説している。投資の失敗や、代金回収におけるトラブルだけではなく、中国人スタッフの労災や解雇に関する問題などについても言及。現地で実務に携わるマネジャーや担当者にとっては、きわめて実用的な手引きとして活用できるに違いない。 最終章の「中国ビジネスで失敗しないための10カ条」は、中国をかなりドライに見ている内容ではあるが、異国の地でビジネスを展開するために忘れてはならない心構えだといえよう。日本人同士ならば言わずとも通じる常識は、異国では通用しない。当たり前であるが、つい忘れがちな原則を思い起こしてくれる格言である。(朝倉真弓)

読んで笑えるあなたは中国ビジネス通

最近、テレビや新聞で中国のニュースはあふれています。断片的あるいは理論的で自分のビジネスとどう結びつけていいのかわからない、ないしは「光」の部分のみ大きく報道されて「大変」と聞く部分は何なのだろう?という疑問を持っている方が多いのではないでしょうか。
この本は総合商社マンが4人で執筆し、実例が豊富。第1部は中国のWHO加盟により市場、人・モノ・サービス、政治、法律、社会はどう変るか、
第2部は貿易、投資、市場展開をめぐるトラブルの実例集、第3部は中国ビジネスで失敗しないための10ケ条という構成になっています。ビジネスマンにとってはマクロ経済の展望から実例にいたるまで整然、かつ詳しく理解できるようになっており、図解なども豊富で充実した内容です。
中国ビジネスをやっている私としては、実例など笑いころげながら読みましたが、「読んで真っ青になる人」「意味不明の人」はもう少し研究や経験を積まれたほうがいいかも知れません。

このページのトップに戻る