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自己の優良投資サイトの宣伝本 |
それ以上のものではありません。
間違った投資観をもつ人間をみるのにユーモアを感じる人ならば立ち読みでもよいかも。
基本的に自分のサイトで書き散らした駄文を、都合のよいところだけ抜き出してさも予想が当たったとするような、一般投資家にはまったく役に立たない駄文。
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微妙です |
アメリカ株の銘柄研究と前著で紹介した投資手法の実践への応用を解説している本です。
内容は・・・・微妙です。
まず、時間的に結構経っちゃっているので、今そのまま投資判断に使うことができません。自分のニュースレターを寄せ集めて一冊の本にしているので、全体として統一感が無いのもちょっと読みにくいですね。その上、この著者は「IT株の上昇は、バブルじゃない!」って言い切っちゃってた人ですから・・・・信じていいものか?ちなみに、この本の出版後にITバブルが崩壊しています。その後、見解が変わったかどうかは確認していません。
もちろん、読みどころもあるんですよ。前著で紹介した分析手法を実践で使って見せてくれています。また、基本的に有名企業のレポート中心ですので、企業のイメージもわきやすいですし、レポートが書かれた以降の追跡もしやすい。
アメリカ株投資に興味が読んでみる価値はあるかも・・・といった程度にオススメしておきます。
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著者の運営している投資家向けサイトの紹介みたいな本です |
この本は、『インターネットで始めよう!1,000ドルから本気でやるアメリカ株式投資 入門編』の続編で、著者の荒井氏が運営されている、会員制投資情報サイトの、過去のレポートの中から選りすぐって出版されたものです。 実際にリアルタイムで発信されたリポートですので、当時の市場の雰囲気がよく伝わってきます。 内容も、解りやすく、実践的かつ緻密な理論を展開されています。 とくに、情報集めに役立つサイトが紹介されているのは、非常にためになります。
しかし、残念ながら、個別銘柄研究以前の、基本的且つ重要なポイントが欠けています。 FRBの金利政策、企業の為替リスクへの対処、アナリストの格付け、デイトレーダーなどに関する考察です。
はっきり言うと、”入門編”も”徹底編”も、読者対象は、日本株なり、アメリカ株なり、株式投資を一通り勉強された方であると思われます。入門者向けではないです。
また、この本は、長期投資スタイルの方を対象にしているようですが、それにしては、株の適正価格、本源的価値の求め方が、大雑把すぎる点が気になりました。 掲載されている個別銘柄のチャートに、分割情報がないのも、ちょっとマイナス要因です。
やっぱり、こういったレポートは、リアルタイムで読んだ方がいいと思います。 情報量も全然違うでしょうし...
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著者の投資哲学の実践論、役に立つ。 |
「徹底編」というより「実践編」という感じだろうか。著者の投資手法のエッセンスが実際の会社を材料に披露されていて、非常に勉強になる。
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10万円の価値がある本 第2弾 |
この本は第一弾の「1000ドルから始める実践アメリカ株式投資」の続編である。 第一弾が実際にアメリカに直接口座を開いて 取引するまでや銘柄の選び方などを簡単に教えてくれているのに対して この一冊は「じゃ、どれがお勧めなのか」までさまざまな角度から銘柄単位、会社単位で紹介されている。